ライナー・クニツィアが2007年に発表したcode crackerの日本語版です。 ダイスを使ったゲームで、場にある札を多く取得した人が価値というセットコレクション的なゲームです。

  • ゲームデザイン:ライナー・クニツィア
  • アートワーク:セリアジョンソン
  • 日本語販売元:数寄ゲームズ

簡単なルール

ダイスはこのゲーム用のダイスで、6面ダイスに1から5の数字とマイクロチップが書かれたダイスが5個用意されています。

プレイヤーはこの5個のダイスを振って、場にある札を取っていくというのが基本的なプレイです。

サイコロを5個振って、場にある札に書かれた数字と同じ目が出た場合には、それを「キープ」して札にチップを置きます。キープした以外のダイスは再度振ることが可能です。再度振ってもし場の札における目がなかった場合には「警報」が発令されて手番が終了となります。このへんがチキンレースやバーストになりますね。

ただし、サイコロを振ってキープした目にマイクロチップが2つ以上、そして残りのダイスで札における目が出た場合には、再度5個のダイスを振ることができるようになります。これを繰り返して取った札の点数が多い人の勝ちになります。

プレイしてみてどうなの

ダイスを振って目を選ぶというシンプルなルールですが、ダイスというランダム性とバーストというシステムによって「どこまで振るのか」というのに頭を悩ませますね。サクッと終わるゲームだと思っていたのですが、家族でやると30分程度かかりました。
葛藤する時間がプレイ時間を長くしてる感じがありますが、まあこれがこのゲームの醍醐味なのかなって感じです。

ソロプレイルールもあるので、1人でのんびりとプレイできるので、ちょっとしたスキマ時間にもできると思います。
そのゲームでしか使えないダイスがあるってのも、個人的にはツボな要素だったりします。