【レビュー】探偵たちと怪盗

目次
ゲーム情報
- デザイナー:松元 泰右(Taisuke Matsumoto)
- デベロップ:ライフタイムゲームズ(Lifetime Games)
- プレイ人数:2人~7人
- プレイ時間:5分~10分
- 対象年齢:6歳~
コンポーネント
コンポーネントというか内容物はカード40枚です。 両面に「ミラー」と書かれたカードが1枚。それ以外のカードには裏表に言葉が書かれています。
ステッキの裏に
ルール
場に出された15枚のカード。
これを怪盗役になった人が、探偵役となった他のプレイヤーが目を閉じて机をトントンと叩いている間に1枚ひっくり返します。

ひっくり返し終わったら「ハッハッハッ」と高笑いしてください。これが完了の合図です。
そして目を開けた探偵役は、ひっくり返ったカードを見つけてください。
見つけたらポイントとしてそのカードをゲット、お手つきはそこで終わりです。ただし、最後の1人となった人は2回までカードを選択することができます。
探偵役が全員失敗したら、怪盗役のポイントになります。
また星がついた2点のカードが何枚か入っています。これを取れば2点になりますが、さらにそのカードを取った後、場に出ているカードがすべてひっくり返ります。
プレイ感
メモリゲームで神経衰弱のようなプレイ感ですが、取るカードは1枚。
カードに書かれている言葉のチョイスが絶妙で、覚えようにも覚えるのが難しい。「叔父」「秩父」はもう同じ文字にしか見えないんですよね。
2点のカードがあると、それを選んで高得点を狙っているかもしれないと思うと、もうそのカードが正解のように思えてくるし、カードの表に裏の文字が灰色で書かれているので、そもそもその文字があったのかどうかなんていうのが全く思い出せなかったり。
「脳がダマされるトリックメモリーゲーム」というキャッチフレーズはゲームそのものを表していますね。脳が騙されまくるので、ただのメモリゲームや神経衰弱とは違う脳みそを使っている感じがあります。
6歳からということですが、ちょっとむずかしい漢字なんかもあるので、小さな子とプレイするときにはそのカードを抜いてプレイするとバランス調整できると思いますが、こういうゲームって子供が得意なのでちょっと漢字があるくらいで大人にはいいハンデになる気もします。
さっくりとできていいゲームですし、パッケージも可愛いしコンパクトでいいですね。