目次

ゲーム情報

  • デザイナー:上杉真人
  • イラスト:開田裕治・中村豪志・松本智明
  • デベロップ:小学館
  • プレイ人数:1~4人用
  • プレイ時間:60~80分
  • 対象年齢:10歳以上

Version2.0がでたぞー

我が家のボードゲーム歴の始まりと言ってもいい「ボルカルス」ですが、Version2.0としてアップデートされて発売されました。
初代ももちろん持っているんですが、やっぱりVersion2.0もほしいということで購入。
早速やってみた感想というか、初代との変更点なんかも書いていきたいなと思います。

初代との違い

まずはパッケージが縦横で変わりましたね。
書かれているボルカルス自体も変わっております、より凶暴に見えるグラフィックになってますね。

ゲーム内のコンポーネントもグラッフィックが変わっている点があります。
これはどちらかというと、漫画版のボルカルスからのフィードバックという感じですかね。
主にはボルカルスの個人ボードがグラフィック等々変更になっていますね。

ボルカルスボードの写真

大きな変更でいうと「怪獣対策スペシャリスト」の追加ですね。

怪獣対策スペシャリストの特殊能力は「スクランブル」です。これ1枚で初期状態で2つの行動が取れます、研究が進んでいれば5つの行動が取れるのはかなり大きいかと思いますが、攻撃的な行動ではないので使いみちが難しいところもあるかもしれません。

あとは細かな違いですが、市民側とボルカルス側のカードに微調整が入っています。

ボルカルスの行動で「暴れる」の能力解放後の効果が資金を3つ戻すところが資金を2つ戻すに変更されています。

市民側は、市民の移動や消防と自衛隊の移動が2マスから3マスに増えています。

この程度の違いかーと思いますが、絶妙な調整だと思っています。ボルカルスはマグマ3つで炎上地帯が1増えるのでラウンド終了時にポイントとなりますが、2つだとそうならない。市民等々に関しては、そこまでマップが広くないので1つ増えるだけでかなり機動性が上がったとも言えます。
ボルカルス弱体化なんじゃないかなーと思ったりもするんですが、そこに関しては後ほど。

最後にいままで配布されたプロモカードが追加されているところですね。
災害カードの上級版がプロモカードとして配布されていたのですが、それがドカッと同梱されています。

我が家は上級ルールありプレイが基本なので、このあたりでボルカルスが強化されている気がします。

漫画版からのフィードバックがメイン

ボルカルスの漫画版を読んでいる方々にはニヤリとする変更が多々あったと思います。
多々というよりも、これがメインじゃないかなぁと。

あえて漫画版のネタバレを避けておきますが、例えばボルカルスが弱体化しているように思えるのは「怪獣対策エキスパート」がいるから、なんていう考えもできますよね。

あとは漫画版だとボルカルスが東京に襲来する日が変わっているんですよ。
初代ボルカルスは12/25なんですが、漫画版は11/3になっています。
そして今回のボルカルスVer2.0はというと…。

しっかりと11/3になっているんですよね、つまりこのボードゲームは漫画版と切り離された世界ではなく同じ世界での出来事ですよと。
いやー、これはちょっとテンション上がりますよね。メディアミックスした結果がフィードバックされている、そしてそれがちゃんと面白さとして乗っかってきているとこがいいですよねぇ。別に知らなくてもいいんですよ、11/3だろうが12/25だろうがボルカルスは来るんです。

でもそれがわかっていることで更に楽しめる、そういうコンテンツは大好きです。

さてさて、このへんで今回の記事は終わりますが、まだ追加された協力モードはやっておりませんので、プレイしたらおいおい記事にしたいと思います。

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