SETI
目次
ボドゲ紹介アドベントカレンダー
この記事は、マジ森さんが作成した「ボドゲ紹介」アドベントカレンダーの12月8日の記事になります。
前日のマジ森さんからのバトンを受けて書いております。
SETI@Home
まずみなさんはSETI@homeというプロジェクトをご存知でしょうか。 詳細についてはWikipediaを読んでいただくとして。
簡単に言うと、自分のパソコンを宇宙から何かしらやって来ているかもしれない、何かしらの調査に参加させるというプロジェクトです。もちろんボランティア
もしかしたらもしかすると「異星人との遭遇」に一役買えるかもしれない、そんな浪漫あふるるプロジェクトに参加された方々もいらっしゃるとと思います。
そんな、遠い銀河の彼方に思いをはせた同志たちにおすすめしたいのは、タイトルそのまま「SETI」です。
そしてなんと、カードの中にちゃんと「SETI@Home」があります!
(ざっくり)どんなゲーム
SETIは「Search for Extra-Terrestrial Intelligence」の略です。簡単に言うと、知的生命体を探すぜーってことですね。 ゲームでも同様のことをします。詳細はマニュアル等々を見てほしいのですが、ざっくりと構成する要素について説明です。
リソース
リソースはお金、電力、そしてカードです。あとは名声もリソースといえばそうかな。 このあたりはリソースかつかつなゲームですね。そのへんのやり取りでぐぬぬとなるところ。
惑星/衛星への着陸
まずは探査機を飛ばします。
そこから惑星まで移動して、惑星もしくは衛星への着陸をします。これで知的生命体の情報を得たりボーナスを得たりします。ただし惑星というのはぐるぐる回ってますんでね、自分のターンのときにいい感じの位置に惑星があるかというとそうでもなかったりします。
調査
探査機を飛ばさずに地上から何かしらの情報がないか調査します。調査するとデータが得られます。その得たデータを精査することで知的生命体の情報を得ることができます。
またある星域の調査を完了することでも、知的生命体の情報を得ることができます。
名声によるレベル上げ
名声というステータスがあります。これを上げることで、探査機、調査、データ解析に関するレベルアップが可能です。例えば、最初は衛星に着陸できないんですが、名声を使って衛星に着陸することが可能です。
そんな感じでよくできた重ゲーです。リプレイ性もあるんですよね。 それが次に説明するところでございます。
宇宙人が出たぞー
SETI@homeは結局成果がなかったと聞いています。宇宙人見つからなかった。
その無念をこのゲームで晴らしましょう!宇宙人はいます!!!
先程説明した「知的生命体の情報」が集まると、宇宙人見つかります。ただ宇宙人がいたっぽいねーっていう残骸だったり、ちょっとマイナスじゃないかなという宇宙人だったり。
いろんな宇宙人がいますが、宇宙人が見つかるんですよ。このゲームの良いところはそこ。 そして宇宙人はだいたい強いカードだったり、調査の結果で得られるボーナスが増えたりと言う事なし(ただしエリアマジョリティでマイナスになる宇宙人がいたりします)
それでもですよ、宇宙人がいるんです。いる。もうそれだけで胸いっぱいですよね。
フレーバーで選ぶゲームがあってもいい
私はこのゲームについてはとにかくフレーバーで買いました。
このゲームのタイトルがSETIじゃなかったら買ってなかったまであります。 もちろんシステム的にもいいゲームですが、SETIであることが私に刺さりまくったわけです。
ボードゲーム紹介ということで、このゲームがいいという説明をするのは難しいところもありますが、SETIに関してはまずSETI@homeにロマンを感じ、そして銀河の彼方へ思いを馳せた方々に一度やってもらいたい、重ゲーが苦手という方に無理強いはしませんが、ぜひカードだけでも見てください。
あ、あと準惑星にランクダウンした冥王星を忘れないと思っている方にも朗報です。 プロモカードで冥王星があります。他の惑星は誰でも探索できるのですが、冥王星はカードを出した人だけ、つまりまだ冥王星が惑星であると思っている方々だけ探索ができるのです。
もう手に入りにくくなっているかもしれませんが、どこかで見かけたらぜひ冥王星を我が手に収めてみてください。
ということで
フレーバーの紹介に特化したような記事になりましたが、CDのジャケ買いと同じようにフレーバー買いがあってもいいじゃないと思っています。私が買うゲームはかなりそっちの方向が多い気がします。
さてさて、明日のボドゲ紹介は!
きりんなべさんの「こりゃ売れるよって思った同人ボドゲとその理由」です。
こちらもお楽しみに!